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初代院長の井出美代子が、実家の大阪で馗笑鍼灸治療所(大阪市北区梅田)の分院として近江八幡市新町に鍼灸専門治療所を開業して40年です。
 東洋医学の伝統的な診察法で全身治療を行っています。たとえば、同じ病気でも体質や状態に合わせた、いわばオーダーメイドの治療法で対応しております



はり・きゅう治療の基本は、生まれつき持っている「自分で自分を治す力」を活発にさせることです。
古くから病気の治療だけでなく、ストレスなどによる疲労の回復や、成人病などの予防、健康増進(養生)として役立てられてきました。
当院では、このような東洋医学の考え方に基づいて、鍼灸治療を行っています。
現在、多くの患者さんが予防や健康保持目的(養生)で来院されています。
喘息、腰痛、よく風邪をひく、坐骨神経痛といった状態を抱えていた患者さん方が、症状が治った後も鍼灸治療を継続して受けていただくことで、症状がでる回が減少した方や、発症しなくなった方もおられます。
この様に発症した時だけでなく、その後も継続して受けていただくことで、体の弱いところを改善し、病気を予防することができます。

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望診は目でみる診察です。顔色、皮膚のツヤ、舌や爪など、外見上の特徴をみます。たとえば眉間のところが赤い時は血圧と動脈硬化に注意が必要です。



聞診は耳と鼻を使い患者さんの声、体臭を調べます。甘酸っぱい匂いの時は糖尿病に要注意です。


問診は患者さんの訴え、便の状態、過去にどのような病気をしたか、生活スタイル、職種、好みの味などを問います。


切診は、ツボの反応と、脈を診ます。脈診だけが体の内側からの情報ですので、特に重要です。


当院ではまずこの四診を行って、身体の情報を総合判断し治療をはじめます。

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使用する針は、使い捨てディスポーザブル針の、ごく細い鍼を使用し、触れる程度から2ミリ程の刺入ですので、ほとんど痛みはありません。材質も金、銀、ステンレスと体質により使い分けています。 
主に糸ていどの細い灸(糸状灸)を使用しますので、熱くありません。皮膚から数センチ離してする薬條灸も使用します。
薬條温灸 もぐさを主として、漢方薬を配合した棒灸です。皮ふから数㎝離してしますので、気持ち良い熱さです。 
吸角(吸い玉) 吸引することにより、血液の循環が良くなります。
小児はり 接触する鍼で刺しませんので、痛みは全くありません。
すみ灸 新羅から伝来した治療法で、主に滋賀県で行われている火を使わない薬灸(麝香、黄柏、よもぎ、樟脳等の生薬配合)です。皮膚に塗布するだけですので軽い刺激感だけです。主に小児の治療に使います。

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