9月23日大阪で開催された小児はり学会に参加してきました。
(社)日本小児はり学会顧問、国際日本伝統医学協会会長のトーマス・ベルニッケ先生(ドイツ)の講演がありました。
先生は西洋医学の医師ですが、大師はりの谷岡賢徳先生に小児はりを学ばれ、現在は小児はりを主にされています。
ドイツでは小児はりの教育を受けた産婦人科医、助産師が小児はり治療を使っているそうですが、
数名の助産師に話を聞いたところ、共通意見は、産婦人科の治療は、小児はりなしではもう考えられないということです。
この様な話を聞き、小児はりが世界に広がりつつあることを、うれしく思い、今以上に学術に頑張っていこうという気持ちになりました。
9月4日風雨の中、近江八幡市西方寺において(社)滋賀県鍼灸師会の針供養を開催しました。
ご住職の、お母様が鍼灸師会会員だったご縁で、供養碑を建立させていただき毎年9月に行っています。
日頃お世話になっている鍼用具へ感謝し鍼灸医学の発展を願いました。
5月の研修会も「うつ症状に対する鍼灸治療」でしたが、近年うつ病が増え続けており、年間3万人に上る自殺者の9割は、精神疾患に罹患していた可能性があるといわれています。
厚生労働省は、癌、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病の4大疾病に精神疾患を追加しました。
この様な状況をふまえて、7月も「うつ病」をテーマに明治国際医療大学の福田文彦准教授に講義と実技をしていただきました。
今年で参加するのが2回目となった経絡治療夏期大学が東京の有明医療大学で8月7日~9日まで行われました。
高等科では講義が2講あり、実技に関しては、少人数制でグループに分かれ皆で一人ひとりの脈を診たり、ペアになり治療をして脈がどのように変化するかを学びました。
最終日には全科共通実技で講師の先生の実技が拝見できました。
同じ経絡治療でもやり方は先生によって違いがあるのでいろいろな治療が見れて良かった。
来期から関西支部の研修会が始まるので今回学んだことを生かしたいと思います。
井出 亜由美
2月から夜尿症で治療中の子どもさんですが、5時までしか持たなかったのが、6時30分まで大丈夫になりました。
未だ2週間に1回は夜尿があるので治療は継続中です。
6月5日は、神戸大学大学院医学研究科小児科学 教授 竹島泰弘先生に「子供の病気の診かた」というテーマで講義をしていただきました。
小児の特殊性(絶えず成長・発育している、生まれつき病気を持ったこどもがいる。)から始まり、こどもは変化が速いので、迅速な対応が必要である。などの臨床上の注意事項、観察のポイントも講義していただき、参加者からも好評でした。
5月22日(社)滋賀県鍼灸師会の平成23年度第1回の研修会を開催しました。
うつ症状に対する鍼灸治療をテーマに、明治国際医療大学伝統鍼灸学教室 講師の斉藤宗則先生に講義をしていただきました。
ストレスによる症状を訴え来院される患者さんが、当院でも増えております。
東洋医学ではストレス、うつ症状をどのようにとらえて治療を進めていくのか、大変参考になりました。
昨日は天候不順で気温が低下したためか、風邪気味の患者さんが多く来院されました。
自然界の影響を受け、体調に変化が出るということを実感した一日でした。
2月から夜尿症(毎日おねしょ)で治療している小学2年生の男子ですが、19回の治療で朝5時まで、もつようになりました。
もうすこしで完治しそうです。
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